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町田市立国際版画美術館は、町田駅(小田急、JR)から歩いて10分足らずのところ。芹が谷公園の一番南側の隅に位置しています。
建物の2階は、全て展示場(常設展示場と、特別展示場)です。
1階は、市民が開く個展に最適な大きさの小展示場(2室に仕切れるようになっています)、版画・シルク印刷などの制作工房、それに軽喫茶室、事務室等で構成されています。
国際版画美術館の名前に恥じない設備を整えた実に立派な美術館です。

正面の玄関を入ると、そこは2階まで吹き抜けの広いホールになっています。
そして、左側には受付があり、これまでに開催した展示会パンフレットや、所蔵の版画葉書などが並んでいます。
その奥には、2階の常設会場とメインの展示会場に通じる広い階段があります。
最初に、2階の展示場をご案内しましょう。

常設会場は、所蔵する版画・シルクスクリーン等の作品を中心に展示しています。
しかも展示テーマは、毎回、版画の技法別、時代別に列べるといった版画全般に関わる啓蒙活動型の展示テーマで企画されていますので、版画を志す人には参考になると思います。
一方、、広い特別展示会場の方は、世界の著名版画家の作品展等を中心に年に数回開催されています。
また、この特別展示場では、秋には町田市内の小学校、中学校の作品展なども開催されます。----ゆとりのある広いスペースには市内の全中学校(全小学校)ごとに相当のスペースが割り振られますので、作品の数も半端じゃありません。毎年、開催期間中はわが子や、我が孫の作品を見ようと大勢の人達でごった返します。
ここを訪れた児童達は、必ず常設展示場にも足を運びますから、長い目で見ると、町田市民の情操教育に資するところは相当大きいはずです。----町田市の文化施設の中では出色の出来映えで、『なかなかの知恵者の設計だわい』と、小生も大変、気に入っています。
特別展示場の方は、残念ながら本日は準備中で、雰囲気をお伝えする写真を撮影出来ませんでした。
秋には是非、子供達の作品でごった返す会場の風景を写真に収めて、改めて皆さんにご紹介したいと思っております。
次に1階をご案内します。
最初にご案内するのは、小展示場です。
版画に限らず絵画、彫刻、陶磁器、写真などの発表の場として広く市民に利用されています。
小展示会場とは言え天井も高く、町田市民が個展を開くには十分の贅沢なスペースです。
このスペースは、完全に2室に仕切って使うことも出来ます。----私が訪れたときは、2室に分けて2つのグループで使っておられました。写真の撮影をお願いすると、快く応じてくださいました。

ご覧んいただく様に、かなりの数の作品が展示できます。駐車場も完備していますし、町田駅から遠くはありません。
美術仲間の発表の場にお奨めします。
1階の自慢は、何と言っても二つの制作工房です。


版画制作に必要な一切の印刷道具類が、それも国際版画美術館の名に恥じない最高レベルのものが全て揃った広い制作工房が2部屋あり、市民や版画愛好者に広く利用されています。
私が訪れた日も、多くの人達が制作に励んでおられましたが、どうやら利用者の8割強が女性の様にお見受けしました。ご案内いただいた職員の方にその点を質問してみましたが、『やはり8、9割は女性の方ですね』との事でした。
ここでは、この施設、設備を利用して版画教室が開かれています。
ご興味ある方は、何より一度、実際に足を運んで見て下さい。そして、制作に余念のない方々から、直接、疑問点をお尋ねになってみては如何でしょうか。
芹が谷公園が見晴らせる絶好の場所には、ビュッフェも用意されています。
作品をご覧になったら、ゆっくり紅茶でも飲みながらおくつろぎください。

-1997.6.8.取材-
特別展示会などのイベント情報は、町田市の公式ホームページhttp://www.city.machida.tokyo.jp/machida/index4.html
でご確認下さい。
【交通案内】
小田急・JR横浜線町田駅から徒歩10〜15分
【町田市立国際版画美術館】
住所:〒194町田市原町田 4-28-1
電話:0427-26-2771(代表)
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