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2:オリエンテーリング

 

 

 アップダウンに富んだ広い敷地の中には、オリエンテーリングのパーマネント・コースが、それも初心者コースと中級者用の2コースが設けられています。

 今でも毎年、6,000〜10.000人がオリエンテーリング参加し、コンパス片手に走り回っているそうですから、訪れた方の1%強が参加した事になります。
 この数字には驚かされました。しかし、昔、ウイークデーに学校の遠足などで訪れた“元・子供達”にとっては不思議でもなんでもない数字なのかも知れません。 最近は、教育の一環として遠足などでオリエンテーリングを経験するお子さんも増えているようですが、この機会に是非一度、トライしてみてください。
 特に、小学生(高学年)〜中学生にはお奨めします。
 手続きは簡単です。 入口を入った右側の管理事務所で『オリエンテーリングをしたいので、マップが欲しい』と係りの人に頼むと、1枚50円でコース・マップが貰えます。
 オリエンテーリングの必需品は“オリエンテーリング用コンパス”(右下の写真)です。
 これもその時、一緒に無料で貸し出してくれるそうですから忘れずに申し込んでください。(但し、30人以上の団体の場合は、事前に電話で予約が必要です)
 
 余談になりますが、私は30余年前に、この管理事務所で北欧製のオリエンテーリング用コンパスを2、200円で購入しました。
 係員の方にそうお話しすると、『欲しい方には今でもその値段でお譲りしていますよ!』と、にっこり笑いながら答えてくれました。----実はこのコンパス、いまでも車のダッシュボードに大切にしまっています。つい最近、GPSコンパス(カー・ナビ)を取り付けるまでは、ドライブの必需品、重宝したものでした!
 ここ「こどもの国」で子供達と一緒に、初めてオリエンテリング地図にコンパスを当てて進行方向を割り出した思い出がよほど鮮烈だったのか、昨日のことの様に覚えています。
 
 この公認パーマネントコースは、10ポイント全てを回るとそれだけで6Km。子供たちにとっては大冒険コースです。----本当は、事務所前のスタートポイントに目標になるポイント(左上の写真)の実物を立ててあれば、初めての小さな子供達には親切かも知れません。
 ですから小さな子供達には、出発の前に左上の写真をじっくり見せて『こんな標識を探すのだよ!』と教えてあげてください。

 多分、最初の標識を発見するまでが難しい。
 もしかすると一つも探せずにギブアップしてしまうかも知れません。
 ですから、小学生の低学年組には最初の標識を見つけるまでは、親も一緒に探してあげてください。
 1つ見つけ、2つ見つけるうちに段々、コツが分かって来ます。多分、このあたりから先、こどもの脚力に追いつく大人は皆無かもしれませんよ....。
 チーム編成は、4〜5人で1チームが一番面白いと思います。
 チームの年齢をあまり平均化せずに、むしろ大きい者同士、小さい子同士(プラス大人1人)、男の子同士、女の子同士などにチーム編成して競い合わせる方が面白いかも知れませんね。

 オリエンテーリングでは、時に“遭難”騒ぎが起こります。
 が、ここは何処まで行っても公園の施設内です。
 だから絶対に心配することはありません。----思い切ってこども達の自由にやらせてあげてください。 


2−2:外周道路

 

 外周道路は、その名前の通りこどもの国の敷地の外周に沿って扇方に広がる小高い丘を繋いだ稜線に設けられています。
 一周するだけで、正味4Km。それだけでも小一時間は掛かってしまいます。
 この道は、何処からでも中心部に降りられる様になっており、案内板が詳しく誘導してくれます。
 この道を下ると、水が低い方に流れるように最後は自然に公園の入口に至ります。
 
 我が家から車で20分もあれば行ける距離。とことん近いこともあり、「こどもの国」には、子供達がヨチヨチ歩きを始めた頃から1〜2カ月に1度は出かけていました。
 私は、この外周道路をマラソンコースに見立て、「次の案内板まで“ヨーイドン”」をやらせていたのです。----大人達はゆっくりと散策ペース。
 先に案内板に到達したこども達は、そこで立ち止まって楽しそうに話している。
 そしてまた、次の目的地までヨーイ・ドン。
 歩いては走る。走っては歩く....。
 お陰で小さいながらも自然に体力が付き、以後、カミさんも私も、子供たちの「負んぶ!」や「抱っこ!」のおねだりからは、完全に解放されました。
 今日、その道を久々に歩いてみましたが、今ではすっかりアスファルトで舗装され、周りの薮や小枝も払われて以前よりもさらに管理が行き届いていました。
 そしてその道を、手押しバギーに幼児を載せた三世代家族が楽しそうに散策しておりました。
 町田辺りの雑木林や里山は、こんな風に昔から株断ち、伐採しながら自然を守って来たそうです。
 この公園もこんな先人の知恵を生かしながら管理しており、これも施設の担当者の自慢の一つとか。
 そんな隠れた努力があってこその景観確保です。 

 

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