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町田街道・町谷原の交差点をつきみ野(16号バイパス)方向に曲がって信号2つ目、南小学校を過ぎた辺りの右手に喫茶店「舞風花」(ぶぅけ)がある。
3階建てのビルの1階に入っているのだが、車で通る人には見つけにくい。私自身、2年近くの間、その前を通りながら、気付かないままに通りすぎていた。
ある日、「あれ、こんなところに喫茶店!」と気付いたが、車の中から眺めた限りでは駐車場が見あたらない。----以来、前を通る度に「駐車場はどこだろう?」と探していたが、お蕎麦屋さんとの間の路地を入ったところに駐車場があった。
しかし、足を運ぶまでには至らなかった。
そうこうして小1ヶ月が過ぎた頃に、やっと舞風花のドアを開けた。
入って驚いた。
広い室内には居心地の良さそうな大きなテーブル。
そしてそのテーブルには季節の花々がドッサリと活けられている。
広くてゆとりのあるカウンターの後ろの棚には、マイセン、有田焼など90余のカップが列ぶ。店の名に因んでか、カップは花をあしらったものが多い。
カウンターに座り、大好きなコロンビアを注文した。
一口飲んだ途端、懐かしさがこみ上げてきた。
その味は、昔、10年近く通い続けた西新宿の「珈琲屋」の味に酷似していた。----あの頃の懐かしい味が、一瞬に脳裏に蘇ったのである。
ちょっぴり深煎の炭火焙煎。
そういえば、ドリップルの下に敷かれた焦げ茶色のタオルにも見覚えがある。鎌倉山製チーズケーキにも、透明のグラスで珈琲の豆の量を計量する独特の方法にも見覚えがあるぞ!
初めて入ったその日は、ママに質問の嵐……。
いろいろ話を伺ううちに私の疑問は段々と解消していった。
どうやら「舞風花」に出入りの焙煎屋さんは、「珈琲屋」と同じ店に間違いない。しかも、あれから10年経ったいまもあの懐かしい味を守り続けてくれている……。
「珈琲屋」が店を閉めて以来、久しく味わったことのない懐かしい味に再び出会えた喜びは大きい。
すっかり昔の味の虜になってしまった。
詳しい交通案内等は、舞風花のホームページ
を参照下さい。
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